Lyric

僕らは綺麗な青を描けないから

誰よりも気高く 美しい藍を

僕らはきっと 数え切れない程の

夢を捨ててきただろう

何でも 出来るような 淡い勘違いも

いつの間にかできなく

なっちまったな

僕らはきっと 数え切れない程の

優しさに甘えてきただろう

答えだけを 教えられても

わからないから

随分遠回りしてしまったな

君の描いた青は

繊細で たくましかった

君の描いた青は 力強く 歪だった

君の描いた青は

ちぐはぐで 何処か危うくて

まだまだ未熟で

何よりも綺麗だった

「月が綺麗だ」と言った

君は何を見てるかな

今はもっと綺麗な同じ月を見て

笑っていて欲しいな

僕らは綺麗な青を描けないから

誰よりも気高く 美しい藍を

僕らはいつも 大切な人ほど

傷つけてしまうんだよ

近づけば 近づくほど

上手く隠していた

トゲも隠せなくなってく

自分が嫌になるんだ

素敵な人でいたいな

人に優しく在りたいな

裏切られてもいいから

人を信じていたいんだ

無責任な奴が決めた夢の賞味期限

味がしなくなっても

噛んだ苦い思い出

裏切られた分だけ

優しくなれた気がして

今日も独り前を向いて進んで行く

ただ生きるだけが難しいこの世界で

作り笑いだけが

上手くなっちまうばかりで

贅沢は言わねぇ

これができりゃ文句ねぇ

涙を流しても最期笑おうぜ

正直者が馬鹿を見る世界で

真っ直ぐ生きてる奴に

石を投げつけて

正義の名のもとに裁いてますって

そうかい わかったよ

じゃあ1個だけ答えろ

汚れることを恐れて

なにもしない奴がさ

泥まみれの奴を指差して笑ってさ

鼻高々にありがたい

ご高説振りまいてさ

だっせぇのはどっちだよ

君が綺麗だと言った

星はまだあの日のまま

今も変わらず 君を照らしてるんだ

変わったのは君の方だ

大人と呼ばれる前に

大切に置いたその筆は

今も埃被ったまま

また君が握る日を待ってる

僕らは綺麗な青を描けないから

誰よりも気高く 美しい藍を

僕らは綺麗な青を描けないから

誰よりも気高く 美しい藍を