もやは晴れて 吹く乾風
くだらない事 考えてた
ひび割れた指先なぞる
退屈な にびいろのまち
滲んだ空を眺めていたんだ
それだけさ
錆びたstove 日々の化石
灯した部屋 忘れぬように
冷えた首から外すマフラー
椅子を引いて ぼんやりして
くもりガラスを見つめていたんだ
その向こう側
静かのまちを 駆けてゆく君だけが
響いては遠ざかる
- 作詞
田嶋 太一
- 作曲
田嶋 太一
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stove
水平線
冷たい乾風が吹くまちにはまだ静けさと清々しさが立ち込めている。
今年になって行きはじめた喫茶店には何十年とこの部屋を温め続けてきたであろう石油ストーヴが。
淹れたてのコーヒーを啜りながら思い出すのは温かい景色。
窓の外に目をやれば曇りはじめた空と静寂に響く足音が聞こえた。
切れ味のあるギターリフに、やわらかさのあるアンサンブル。
厳しい冬の寒さの中にある、日常の温かさを表現した楽曲です。
アーティスト情報
水平線
“旅するロックンロール” 京都を中心に活動中の4人組。 ブリットポップ、90sUKロック、オルタナ、ポップスなど幅広く音楽を吸収し、情景が浮かぶようなロックを鳴らします。
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