雲に誘われ玄関を後にする
遠くに物言わぬ橋がかかる
今日は大当たり!!!
見渡す限りの煌めく粒子
既視感は物理演算の中に
重力はどうにも容赦を知らぬようだ
聴覚を塞ぐ雲の破片
知覚された粒のなんと少ないことか
知られざる音も耳に張り付く音も
粒子を含む空の轟きも
全て果てに循環するのだろう
空が雄弁だったこと
雨を受け止めるには広すぎたこと
それらを私が観測したこと
飽和した濃淡があたりを飲み込む前に
あまりの恐ろしさに踵を返すしかなかった
楽しかったね!
- 作詞
長江春芳
- 作曲
長江春芳
長江春芳 の“白雨”を
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