耳元をなでるような
優しいその寝言
どんな場面が映る夢を
見てるのかな
例えば僕の出てくる
物語だとすれば
願わくば 幸せな夢がいいな
強がりと隠し事が
得意な君だと
知ったつもりになってた
ずるいよ
後悔ばかりだ
ナナイロの空き箱に散りばめた
いくつもの 無邪気なその姿を
なぜだろう 大切にしてたのに
消してしまいたくなるんだ
「ありがとう」と呟いて
泣いていた僕の手じゃ
あまりにも
小さすぎることを知った
口の中で溶けていく
キャラメルみたいに
君を連れ去ってしまう
甘い匂いも やがてなくなる
モノクロの街を抜ける為には
そばにいた 忘れぬ記憶の中
迷わずに 君のことを見つけて
笑えるようにしないとね
これからも ずっと頭の奥で
暴れそうな想いと 共にいくよ
奇跡など 今だけは虚しくて
それでも打ちひしがれぬように
ナナイロとモノクロに輝いた
いつまでも 無邪気なその姿を
なぜだろう 消してしまいたいほど
忘れたいのに 忘れたくないから
きっとすぐ思い出すだろう
その時まで さよなら
また会おうよ
いつかここで
- Lyricist
Tachyon
- Composer
Tachyon
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Tachyon