SABOTEN Front Cover

Lyric

SABOTEN

RYOMIZUHASHI

今日の0時の鐘を鳴らして

あの時計は役割を終える

君は嬉しそうに「よかったね」って

「鐘を鳴らして終われるなんて

なんて素敵な最期なんだろう」

君の世界はいつでも

希望に満ちていた

君の目に世界はどんな風に

映っていたのだろうか

もっと深く、もっと深く

君を知るべきだったな

時計台のあった場所

綺麗な花が咲いたよ

花が大好きな君を

笑顔にするためだろう

君のくれたサボテンが

少し大きくなったよ

たまに見に来たらいいじゃん

少し話でもしよう

声を枯らして泣いてる少女が

あっという間に笑顔になっていて

君に聞いたよね

「なんて言ったの?」って

「涙の理由が分かったからただ

目を合わせて、手を握ったの」

君は世界のなんでも

知ってるようだった

昔2人で見た映画

涙流してるだけの君の

目も見れず、手も握れず

涙の理由も分からず

久々に見直したんだ

思わず涙が出たよ

今なら分かる気がするよ

あの時の涙の理由

君のくれたサボテンが

少し元気がないんだ

たまに見に来てくれないか

引き止めたりしないから

眠れない夜のブルースに

小さく花唄を乗せながら

「おやすみ」って、花を撫でて

微笑む君の姿が

ところで元気にしてるかい?

どんな街に住んでるの

素敵なカフェは見つけたかい?

そう、それならよかったよ

アパートの裏の花屋が

今月で店終いさ

君の気に入ってたサボテン

譲り受けてきたんだ

・・・

  • Lyricist

    RYOMIZUHASHI

  • Composer

    RYOMIZUHASHI

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    SABOTEN

    RYOMIZUHASHI

Artist Profile

  • RYOMIZUHASHI

    1998年札幌生まれ シンガーソングライター、イラストレーター、絵本作家などマルチに活動するアーティスト。 自身で作詞作曲、ジャケットアートワークまで作品にまつわる全てを手掛けている。 耳馴染みがよく思わず鼻歌が歌いたくなるようなメロディーと、楽曲の物語の中に新しい物事の捉え方や発見、日常の描写に特有の切り口のある詞の世界観でリスナーの人生に寄り添っていく。 今後は自身で作ったイラストアートワークをアニメーション化してMVにするなど、トータル的に楽曲の世界観を表現していくことを目指している。

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