歌詞

僕のそばにはいつも歌がいた

聞こえてくる新しいメロディ

今日はどんな言葉を紡ごうか

あの人はどんな顔するかな

あの子は前を向けるだろうか

そうだ僕のヒーローの話をしよう

夢を否定されたこと

悪意のない悪を向けられたこと

どうしようもないと諦めた僕に

泣く胸を与えてくれた

僕のヒーローは歌う

悔しさをメロディに乗せ

どんなつまずきも

チャンスに変える魔法をかける

「少し休んだら良い。何よりも大事なのはきみの心だから」

「逆転勝利の方がずっとかっこいいだろう？」

「大丈夫さ。きみは1人じゃないんだ」

と言ってくれた君の歌と共に

僕の朝は始まる

歌うほどのこともない人生で

ただただ必死に歩いていた

ボロクソ言われたって立ち上がれる

そんな背中を見せてくれたから

僕は今日も歌えるんだ

僕もいつか君になれるかな

「大切」を失ったこと

残ったのは僕の無力感だけ

どうしようもないことだらけの人生で

立ち上がることを教えてくれた

僕のヒーローは歌う

悲しみをメロディに乗せ

どんな苦しみも

一つ一つ空高く飛ばすよ

君の歌に帰ろう

消えてしまいたい夜に

来てほしくない朝に

「どんな“さよなら”でも、いつかはきっと歩けるから」

「泣きたい夜は僕のもとにほらおいで」

と言ってくれた君の歌とともに

僕の朝は始まる