Lyric

歩いた雲の上まだ虹の下

いつかの空の底 淡い幻想

繋いだ今日と明日 果てを知らぬ空

せめて自分の世界だけを満たす音で彷徨う

空を見上げる 心は下を向くまま

星を数えた 昨日は過ぎ去るだけ

色褪せた海 懐かしい静寂は

きっと明日に今嘘をひとつ

あぁ

溶け出す夜は闇の海 空しく響く空

奏でた音は雨の中 掻き消される前に

藍色の星 嗤う最後 夢も哀もない

密かに叫ぶこんな声も

ただ目を瞑ってみた優しさも

夢の続きは凍りつく夏を背に

戸惑いながら歩き続けていた

乾いた風と微かに見える光

振り返らずに消えそうになっても

あぁ

立ち止まる世界の中で

見知らぬ明日へ歩き続けて

征く宛もなく夜明けを探す

繰り返す日々心に描いた朝は

煌めいて

どこまでも行く空の果て虹を超えた先

廻り行くこの世界は果てしない未来へ

傷ついた翼 抱え歩き続けていく

降り頻る雨の中でも目の前にある明日

願いはきっと届くはず澄み渡る空に

風を切る髪 無駄な感情たまには今の場所離れて

頬で乾いた涙は意味もない

ただ目の前の景色が

透き通っているように映ってる