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今やジャパニーズ・ヒップホップを語る上では決して外せないメッカとなっているのが大阪ストリート・カルチャーの中心地、アメ村、ミナミ界隈であるが、数十年に渡って「毎日ヒップホップ /どこかでヒップホップ」な光景がいたるところで繰り広げられてきた「嘘つきと芋引きは消える」この地で、何者でもない十代の頃から一途にマイクを握り、タフにサバイヴして名を上げてきた"大阪ストリートの真打ち"とでも言うべき存在がこのJAGGLAであることに異論の余地はないだろう。
関西ヒップホップ・シーン屈指の猛者たちが集う大所帯クルー”竜巻一家”とその核を成すグループ”Tornado”の一員として、ひときわ目を引く彼のクルー内でのポジションを一言で表現するならば「我らが竜巻一家/目で見たまんまやJAGGLAがリーダー」(本作中「Tornado Soldier」BICのリリックより)。
そして、またある時は盟友、孫GONGとの超弩級ユニット“ジャパニーズマゲニーズ”のメンバーとしても精力的に活動する彼のソロ名義では四年ぶりのセカンド・アルバムたる本作はタイトルに恥じず、大阪ストリート・カルチャーを少しでも知る者ならば”筋が通った”としか言いようのない人選の客演陣、トラックメーカーたちと共にこの街のストリートの過去、現在、未来を彼一流のStreet Knowledgeをもって巧みにビジュアライズした重厚な作品だ。
作中「俺の教科書/NasのIllmatic」と彼が語る稀代のヒップホップ・クラシックが当時のNYという街の姿を生々しく切り取ったように、
この作品を聴けば2020年現在における彼の地元、大阪ストリート・シーンの”リアル”が鮮やかに浮かび上がるだろう。
「The Streets Made Me」との看板に、偽りはない。
関西ストリート・シーンの現在を代表するラッパーといえば?誰もが口を揃える存在。それが『JAGGLA』である。大阪・高槻を中心に活動する大所帯クルー“TORNADO”(トルネード)のボス。 2000年代前半より精力的にライブを行い、まさに”現場叩き上げスタイル”で頭角を現す。 GAZZILAのサポートMCを務めたことをきっかけに、強烈なキャラクターとヴァイブスでその名を拡げ、吐き出す言葉に胸を刺されるような熱いライブ・パフォーマンスは、 全国各地のアーティストやヘッズからの支持も集めることとなる。 TORNADO名義でのMIX CD「TORNADO WARNING」「OUTBREAK」を経て 2016年にMIX CD「with my own eyes - Mixed by DJ KEM」1st ALBUM「蜃気楼」をリリース。全国30カ所にも渡る大規模ツアーを成功させ、確固たる人気を確立した。近年は孫GONGとの2MCユニット「ジャパニーズマゲニーズ」をメインに活動しており、楽曲「REAL STONER feat.PERSIA & VIGORMAN」のMVはYouTubeの100万再生超を記録。2019年の日本語ラップシーンの話題をさらう。2020年いよいよソロとしてのキャリアを再始動。2nd ALBUM「Streets Made Me」をリリースする。
TORNADO RECORDS