歌詞

読み返すキミの言葉

「気持ちは、大切にするね」

キミの優しさが詰まった言葉

わかっていた、僕が入る余地がないことを

連絡がない理由なんて

考えすぎだとわかってるけど

SNSでは今日も笑ってる

その声が恋しくて

君が軌跡に変えた声

僕の心　確かに変えたんだ

だけど今　触れることすら

許されない透明な距離

もし願いが　ひとつだけ叶うなら

今はまだ　何もいらない

ただ、キミの悲しみに

僕の想いが届いてほしい

体調はね、まあまあかなって

本音は少し伏せたままで

会話の糸口は見つからない

だけど毎日　キミを想う

キミの痛みを分けられるなら

僕の苦しみなんて安い

でもキミは、誰にも頼らない

強さで孤独を隠す人

いつか名前すら忘れられても

この想いは消えたりしない

見上げた空　ひとつの流れ星

届かなくても願ってしまう

キミが抱える　終わらない夜に

そっと僕の祈りが差し込むように

今はただ遠くからでも

キミの笑顔、守りたい

キミはきっと気づかないまま

別の朝を生きていく

でもそれでいい、僕は今も

キミの幸せを願ってる

キミがくれた　ひとしずくの光

それだけで僕はここまで来れた

「助けて」って言えないキミに

何もできない僕だけど

もしも未来でまた出会えるなら

僕の名前も知らなくていい

ただその時　キミの背中

ほんの少し、押せたらいい

風のように　そっと

キミを包む光になりたい─