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ピッケロ1954です。
僕の7作目の楽曲を紹介させて下さい。
題名を ”やり返さない!” としました。
「やられても、やり返さない」を
テーマに静かな曲を作ってみました。
人は皆、裏切られた時に怒りを持ち
それを爆発させてしまい勝ちです。
そして、その結果のほとんどが恨みの連鎖を
生む事になってはいませんか?
そんな時に、怒りの気持ちを抑える方法として、
・ 客に勝って店の負け
・ すっぱい葡萄の話
・ 慈愛返し
いろいろな方法も考えてみたのですが、
その中での一つの解決策を、この楽曲で
ご提案させて頂きました。
皆さん、中村哲医師をご存じですか?
先日、NHKのドキュメンタリー番組で
紹介され、その人柄・功績に
感銘をうけました。
干ばつと戦乱で荒廃したアフガニスタンの
復興支援に力を尽くしていた中村哲医師が
現地で凶弾に倒れたのは
2019年12月4日。
65万人の生活を支える堰や用水路の建設、
川との格闘、受難のアフガニスタンの人々との
温かな関わり等で尽力されました。
数々の名言を残されたのですが、
「裏切られても、裏切り返さない。
誠実さこそが、人々の心に触れる」
この言葉が僕は、一番好きです。
今回の僕の作品では、
「やられても、やり返さない」を
テーマにしてみました。
僕の楽曲の歌詞では、中村哲先生の素晴らしい言葉を、
テーマの言葉に変え、中村哲先生の言葉とご紹介している
下りがあります。中村先生には、大変なご無礼をしてしまい
申し訳ありません。お詫び申し上げます。
松下幸之助さんのお言葉なども参考に
やられた時の一番良いと思われる僕なりの
対処方法を考え、歌詞にその思いを
載せています。