歌詞

静寂（しじま）の中で 息をひそめ 触れられるたび 崩れていくの

ぬくもりだけを まだ信じて 夜の底に 隠した愛を

誰にも言えない傷跡 「大丈夫」って笑ったのに

滲んだ空が泣いてるようで また夢の中で逃げた

終わりながら 壊れていく 愛してなんて 言えなかった

あの夜の影が 離れないまま 少女は今日も 震えてるの

ねぇ… 気づいて 誰か…

閉じた瞼（まぶた）に 浮かぶ祈り 優しさよりも 痛みがリアル

抱きしめるたび 嘘になるのに どうしてまた求めてしまうの

心の奥で叫んだ 「助けて」さえ届かなくて

罪でもいい 罰でもいい ただ 見捨てないでほしかった

終わりなのに 求めていた どんな闇も 愛だと信じ

壊された夢の かけら集めて 少女はそっと 微笑んだの

ねぇ… 終わらせて 誰か…

ひとりで泣いた夜が 私を大人に変えた

でも まだ… まだ あなたに会いたいだけ

終わりながら 生きていくよ 涙を飾る 仮面つけて

誰かのために 笑えるように 少女はいまも 祈ってるの

ねぇ… 届けて この祈りを…