夜明けの光に息を吹きかけ窓はリリーと世界を映すのジャケット写真

歌詞

消さない。

笹岡水樹

茶沢通りで待つ君

私は急ぐふりで

潰れた店を横目に

息を吐き歩く

下北の隅で嫌い続け

珈琲が消えない

あの朝だけが苦手すぎて

冷たい嘘で接した

線路沿い歩けば ああ

ギター弾くミュージシャンが

音に記号を乗せてる

息を吐き走る

下北の隅に君はいる

優しく笑うの

あの夜までも嫌いになる

冷たい人を欲した

代沢の十字路 風を纏い

部屋へ逃げ込んだ

香りが消えてくれない

私は不自由を飛んだの

あの朝焼けが苦手すぎて

冷たく色づく

悲しく求める感情は

ちぎれる手前で

たまに思い出す生活を

静かに持ち去るから。

  • 作詞

    笹岡水樹

  • 作曲

    笹岡水樹

夜明けの光に息を吹きかけ窓はリリーと世界を映すのジャケット写真

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笹岡水樹初のアコースティックミニアルバム「夜明けの光に息を吹きかけ窓はリリーと世界を映す」をリリース。
本作では、過去のアルバム「ちょうだい」「いらない」のロックチューンと対比するように笹岡自身の素肌が見えるような作品となっている。
今作のリード曲「消さない。」では、東京・下北沢を題材に、ヒリヒリとするこじんまりとした生活の傷を、情緒あるメロディと共に体現している。
また、「13日の金曜日」では、アコースティックとデジタルサウンドの融合、歌詞の独自性等、耳から離れない楽曲全5トラックを収録。

アーティスト情報

  • 笹岡水樹

    東京出身のシンガーソングライター。 趣味は映画鑑賞。 アンニュイな声に、独創的な曲と、一遍の詩のような歌詞を書く。 2021年3月、ミニアルバム「いらない」をリリース。 2022年5月、初のアコースティックミニアルバム「夜明けの光に息を吹きかけ窓はリリーと世界を映す」をリリース。 2024年2月、シングル「殺しの春」リリース。 資生堂花椿、金澤詩人賞入選他。

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