Lyric

街のはずれの夜路に　昭和の香りただよう

色とりどりの提灯　心ゆさぶる

古民家風のつくりが　遠いふるさとつのらせ

何故かこの胸に　熱い愛を誘う

ここはここはここは　長い坂の途中で

ふいに見つけたような　輝くオーロラ

誰もがいつしか　より道するように

引きよせられる　やすらぎで

和風美人のママと　笑顔はにかむマスター

焼いた串物の煙　淡い風のように

マキで燃やすストーブ　黒光のカウンター

きらめきながら心に　今を届ける

ここはここはここは　破れた日めくりの暦

も一度つなぎ合わせ　帰らぬ青春

その手でいく度も　たどって行くよに

見つめて過ごす　酔いながら

夢や幻に　とまどいながらも　ほおずえつくみたいに

生きてゆく術　探してた日々　そんな自分と明日に

ここはここはここは　ほほえむ素顔のままで

生きる証　心にきざんでくれる　その愛で

ハナマルを　その愛で