ミライノアルキカタのジャケット写真

歌詞

21g

muggle

この重さを何に例えよう。角砂糖だと何個分になるんだろう。 あなたが一番初めにくれた。21gの小さな意味を教えて。

喜び、悲しみ、怒りのすべてその中にもともとありました。

あなたから授かった贈り物の使い方もわからず困りました。

それからいくとし、行く時が過ぎ この重さの意味を知りました。 吹いたら消えそうなこの重さは 僕のすべてだってそう思ったの。

その1gは父と母のこと その1gは君と僕との間で生まれた甘くて酸っぱい愛の 形なの

死ぬ前に返すとききました。何かの本でもみかけました。

いつかこの中のこの気持ちが 消えるのが怖くなりました。

この重さはどこへゆくのかな また違う誰かが使うのかな

できれば次に使う誰かにバレずに僕自身とわかるように

その1gをもしかしたら人は命と呼ぶのかな。 その1gはすべての人の軌跡だと思うの。 量りきれない奇跡の集まりなの

今になってあなたに聞きたい。説明なしでくれた重さは さわれはしない。まして見えない。それでも僕にはとても重たい。 ここまでの日々がすべてそれに詰まり。今はもう手放したくない。 叶うなら僕の何グラムかを少しでも残してくれますか?

この重さを何に例えよう。角砂糖だと何個分になるんだろう。 ホントにありがとう幸せでした。今、リボンをかけてはじめにかえすよ。

  • 作詞

    今井喜尋

  • 作曲

    今井喜尋

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muggleのファーストミニアルバム

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