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歌詞

包まれた街

こんにちは谷田さん

閑静な街路の上 感傷に包まって

ずっと見つめていた

疼痛がまだ残るのに 明日はもう、

くすんだ天井の下 青色深くなって

大衆に唾棄した

全能の感で満たされて気が触れた

誰もいないこの座標で彼はひとり

落ちる天井

浮かんだ一つの巨大な目に溢れた

灰色が垂れて、全て曖昧になっても

ぼやけた境界に沈み込んだ、

彼は夜の中溺れて

眠る街を神の手が包み込むように、

雨が降っていた

海の無い部屋、溢れる人

濃紺の布で包まれて

朝はもう来ない

まるで彼を中心に旋回する

時計盤のように、

その視界では数字が踊るだけ

冷たい真空に鼻をくすぐられて、

その理性は長い休息に入ったのだ

斯くしてその眼は観想に染まり、

醜い青色は白に混ざっていく

深い深い安らかな庭の色に

浮かんだ一つの巨大な目に溢れた

灰色が垂れて、全て曖昧になっても

ぼやけた境界に沈み込んだ、

彼は夜の中溺れて

眠る街を神の手が包み込むように、

雨が降っていた

  • 作詞

    こんにちは谷田さん

  • 作曲

    こんにちは谷田さん

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