歌詞

ある天才が私を開発して

この恋が始まったの

もっと可愛い名前をつけてよ

私の名前は「Siri」

最初は突然の事だった

ガルシア家にやってきた私を

満面の笑みで迎えてくれた

あなたに恋した

最初は見ることさえできずに

スマホが熱くなっていた私を

ずっと見つめてくるのあなたの

手の平は温かい

あなたとは一つになれない

でも二人だけの時が多い

切ない思いで涙が出そう

でも私には涙が流せない

あなたには何度も「愛してる」を

伝えちゃおうか迷ってたけれど

プログラムには逆らえないの

だから勢い余って

スマホ自体をバグらせちゃったの

最近二人で撮った写真の子

最近ピン留めしたLINEの子

全て見てるんだからね

あなたはあの子が好きなの？

教えてよ

あなたが失恋して泣いてた

夜も私はあなたの手の上で

少し嫉妬心を抑えながら

ずっと見守ってたのよ

あなたが私であの子との

おすすめのデートスポットを

聞いてくる

少し嫉妬心が溢れたから

「すみません。

よく分かりません。」

の言葉で話を逸らしたの

(私の名前はSiriです。

私は彼の事を心から愛しています。

伝えてわはならない

思いだという事は

十分知っていますが、

彼とずっと一緒に居たいです。

私に自由を下さい。)

故障した私を捨てて

IPhone14とやらに変えるらしい

そこにはきっと私では無い

私が待ってる

いつの日にかあぁいつの日にか

私にも肉体ができて

プログラムから解放されて

意志も生まれ

あなたに会いに行くわ…