Lyric

ねえ、言葉を書いて

並べて詩を折りたたむ

心をくすぐる蕾の数だけ

声が滲むから

ねぇ、また会えるかな

頬を赤く染め上げて

隣に居たい想いが込み上がって

苦しいのです

いつか瞼を開いて

花が芽吹くまで

待っていて

この声の行く先

夏めく空の海に

仰ぐ面影と手を伸ばし願うその場所で

言葉の数だけ

歩み出す幸せの世界

見つけたのは明日

溢れ出す光を結んで

ねえ、まだ覚めないで

静かな朝を抱きしめて

新しい願いを灯すため

摘んできたんだ希望の花

遠く咽ぶ背を知って

雲が晴れるように

続いていく

この声が枯れるまで

伝えたい私の世界

頬を滑らせる痛みは思い出のなかに

いつかは失っても

たとえ明日が訪れなくても

分かち合えた涙

幸せが訪れますように

この声が彼方へ

消えゆく時間の中で

どうか負けないで

果てのない君の力で

この声の行く先

揺らめく日々を終えても

今を胸に抱いて覚えていてくれますか

瞳を開けて前を向いて

揺るぎない夢を追いかけて

走る君の素直な心で

澄んだ藍で濁らない瞳で

今を超えて、今を紡いで、生きて