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歌詞

練生

シナ子

世の中に便利なものが

どんどん増えていって

簡単に作り出せるものが

一級品のふりして

世の中にあふれだした

誰でも作れるからって

雑に作っていい理由はない

そんなことも気づかないまま

モノづくりに参入する 彼らは

クリエイター?

いやいや彼らはただの

生成プログラムの実行者

そこに魂がないなら

上手も、キレイも、美しいも、

見せかけだけのツクリモノ

中に入っているのは

ただの学習データだよ

私も道具を使うし

ここにあるのは確かに造りものだ

使い始めた頃は ボタンを押して試してた

何ができるか 何ができないか

それでも魂は込めていたのに

聞こえてくる声 「AIはすごいね!何でもできるね」

評価されるのは道具ばかり 認められてない孤独

ただボタンを押すだけじゃない

何度も形を問い直し 削ぎ落とす

私の血肉を削るような言葉で

愚直にリアルを追い求めて

その孤独と葛藤の果てに

見つけたんだ 私の場所を

見せかけのオリジナリティ

似通う類似点他と同じに見えても

私が生み出したものは私のものだ

本物だとか偽物だとか

作った私にはどうでもよくて

私の込めた魂が伝われば

他はどうでもいい

  • 作詞者

    シナ子

  • 作曲者

    シナ子

  • プロデューサー

    シナ子

  • ボーカル

    シナ子

  • ソングライター

    シナ子

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歌詞を通じて物語や情景を思い浮かべられるような絵本のようなアルバムを目指しました

アーティスト情報

  • シナ子

    シナ子 は、日常に潜む心の機微を独自の視点で切り取り、普遍的な共感を呼ぶ歌詞とメロディで表現するシンガーソングライター。作詞後の作曲にはSUNOAIをクリエイティブなパートナーとして迎え、音楽制作の新たな可能性を探求しています。 移ろいゆく季節や人生の機微、人間関係の光と影といった多岐にわたるテーマを、時に繊細に、時にユーモラスに描く作風が特徴。特に、ネガティブな感情や日常の見過ごされがちな事象から、温かさや希望を私ならこう思う、この立場の人はきっとこんなことを抱えてる、こんな風に考えられたらいいなと…他人の気持ちはわからないけれど自分ならこうありたい、こう思うみたいなことを歌詞に落とし込んで作曲をしています。言葉遊びが好きなので歌詞に込めた遊びに気づいてもらえると嬉しいです。

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