

僕はこの気持ちの
歌い方を、まだ知らない
会えない夜は、ただ寂しくて
SNSに、そっとイイネつけてる
近くて遠い、そんな距離感を
一人勝手にさまよいながら
君はまるで、温もりくれる
焚き火みたいだ
ゆらゆら揺れる炎に、触れられない
この距離は、ぬくもりと、やけどの、はざま
火の番をするように
ただ見つめてる
気持ちの名前は
探さないまま
君のタイムライン
指でなぞって、ただ深呼吸
近くて遠い、そんな距離感で
言葉にしたら、消えてしまう
きっと半分も、残らない
わかっているから
この温もりを、手放せない
焚き火みたいだ
ゆらゆら揺れる炎に、触れられない
この距離は、ぬくもりと、やけどの、はざま
僕の気持ちもゆらゆらと
心地よく揺れる
僕はこの感情の
歌い方、もう探さない
近すぎない今でも
確かな温もりが……
あるから
このままでも、いいかな
そんな日々を、今日も生きている
これからもきっと
夏の虫にはなれない
僕は、静かに、暖まっている。
- 作詞者
シナ子
- 作曲者
シナ子
- プロデューサー
シナ子
- ボーカル
シナ子
- ソングライター
シナ子

シナ子 の“焚き火の距離”を
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ストリーミング / ダウンロード
- 1
ヤツデ
シナ子
- 2
夢楡の森
シナ子
- 3
恋のバネ定数
シナ子
- 4
練生
シナ子
- 5
恋人もどき
シナ子
- 6
リライバル
シナ子
- ⚫︎
焚き火の距離
シナ子
- 8
星を掴むまで
シナ子
- 9
香りと約束
シナ子
歌詞を通じて物語や情景を思い浮かべられるような絵本のようなアルバムを目指しました
アーティスト情報
シナ子
シナ子 は、日常に潜む心の機微を独自の視点で切り取り、普遍的な共感を呼ぶ歌詞とメロディで表現するシンガーソングライター。作詞後の作曲にはSUNOAIをクリエイティブなパートナーとして迎え、音楽制作の新たな可能性を探求しています。 移ろいゆく季節や人生の機微、人間関係の光と影といった多岐にわたるテーマを、時に繊細に、時にユーモラスに描く作風が特徴。特に、ネガティブな感情や日常の見過ごされがちな事象から、温かさや希望を私ならこう思う、この立場の人はきっとこんなことを抱えてる、こんな風に考えられたらいいなと…他人の気持ちはわからないけれど自分ならこうありたい、こう思うみたいなことを歌詞に落とし込んで作曲をしています。言葉遊びが好きなので歌詞に込めた遊びに気づいてもらえると嬉しいです。
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