歌詞

ただ眩しかった キラキラの光

憧れじゃもう終わらせたくなくて

衝動にかられ 手を伸ばし 夢とさだめた

初めて踏んだ 小さなステージ

スポットライトが 熱く私を照らす

隣には共に 音を紡ぐ仲間たち

未熟なうたごえ 高揚に震えたあの日

まだ夢には程遠い 狭いハコでも

心は満ちた 不思議な光に

海の底にいるように 星が遠い夜も

この輝きだけは 決して、手放さないと誓った

必死にもがいて 掴んだものが

たとえただの 石ころでも

確かにそれは輝きをひめていた

空の星は まだ遠く霞んでも

夢と酸素を求めでいねいを這い上がる

もっと上へ高く 這い上がれ

私の居場所は ここじゃない

この光を 離しはしない

心を蝕む 魔物がまた来る

少し進むたび 寄ってくる影

甘い言葉で 夢の輝きを奪い

希望の芽を摘もうとする者たち

歌への情熱 色褪せそうになる

恐怖が光を 呑み込もうと牙を剥く

だけどもう 輝きも夢も奪わせない

自分に言い聞かせ この光 守り抜くんだ

深海の流れは ただ早くて

流されそうになるけど

定めた夢へと 手を伸ばして

進むべき道は もう見失わない

霞んだり遠くなる日もある光を目指して

海の底から 確かに這い上がって来た

まだ遥か遠い星に もう一度 手を伸ばす

道などなくても 進み方は

もう知ってるんだ

立ち止まるな 振り向くな

手を伸ばし続けろ！

海の底から 気づけばもう浅瀬

足をとられても 歩き続けるから

沈む夕日と 登る朝日へと

何度夜を見送っても

私が目指す星は今日もそこにある