

すぐ泣く寂しがりのくせに
大好きな香りで、気持ち落ち着かせたり
趣味で気を紛らわせようとした
でも結局
すべて、あなたに
楽しかったあの時に、
結びついてしまって
ふいに手を止め、涙が溢れた
こんなところで一人泣くつもりなんて、
なかったのに
約束が私を強くするはずだった
寂しさに負けて、また涙が溢れた
いつものように、ラベンダーの香りを深く吸い込む
香りだけじゃ足りないから
この部屋の空気は甘いのかな?
そんなことを思って一人
天井を見上げて
舌で空気を舐めた
口に入った涙が、その甘さを打ち消した
強がった私は、もう、どこにもいない
「また会おうね」と
交わした約束が、私を強くしてくれる
そう思っていたはずなのに
この覚悟も
簡単に寂しさに負けて、涙があふれてる
こんな弱い私だけど
あなたの言葉は、
ずっと心にあるよ
次に会うときは ちゃんと笑って、
「元気だよ」って 言えますように
目が腫れてないといいな
ラベンダーの香りに
そっと目を閉じる
また明日を生きる
約束を胸に・・・・約束を胸に
- 作詞者
シナ子
- 作曲者
シナ子
- プロデューサー
シナ子
- ボーカル
シナ子
- ソングライター
シナ子

シナ子 の“香りと約束”を
音楽配信サービスで聴く
ストリーミング / ダウンロード
- 1
ヤツデ
シナ子
- 2
夢楡の森
シナ子
- 3
恋のバネ定数
シナ子
- 4
練生
シナ子
- 5
恋人もどき
シナ子
- 6
リライバル
シナ子
- 7
焚き火の距離
シナ子
- 8
星を掴むまで
シナ子
- ⚫︎
香りと約束
シナ子
歌詞を通じて物語や情景を思い浮かべられるような絵本のようなアルバムを目指しました
アーティスト情報
シナ子
シナ子 は、日常に潜む心の機微を独自の視点で切り取り、普遍的な共感を呼ぶ歌詞とメロディで表現するシンガーソングライター。作詞後の作曲にはSUNOAIをクリエイティブなパートナーとして迎え、音楽制作の新たな可能性を探求しています。 移ろいゆく季節や人生の機微、人間関係の光と影といった多岐にわたるテーマを、時に繊細に、時にユーモラスに描く作風が特徴。特に、ネガティブな感情や日常の見過ごされがちな事象から、温かさや希望を私ならこう思う、この立場の人はきっとこんなことを抱えてる、こんな風に考えられたらいいなと…他人の気持ちはわからないけれど自分ならこうありたい、こう思うみたいなことを歌詞に落とし込んで作曲をしています。言葉遊びが好きなので歌詞に込めた遊びに気づいてもらえると嬉しいです。
シナ子の他のリリース



