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楽器、ドラム、ベース、シンセサイザーを一切排除し、スマートフォンのUI操作音(ポチポチというタップ音)のみでリズムを構築した、究極にミニマルな「ポチポチ・クリック・ミュージック」です。
120BPMの心地よいタップ音のループに、ASMRのような至近距離でのウィスパーボイスが重なります。感情の起伏を持たない「無(ブランク)」なトーンで囁かれる女性ボーカルが、無音(サイレンス)と余白の多い空間に溶け込み、奇妙な催眠効果と没入感を生み出しています。
テーマは「返信の来ない午前4時の孤独」。暗闇の中で青く光るスマホの画面を見つめ、バッテリーが3%になるまで無意味にタイムラインをスクロールし、更新(リフレッシュ)を繰り返してしまう現代特有の「デジタルな寂しさ」を切り取っています。「おやすみ」の一言すら打てず、ただ画面をタップし続ける指先の動きだけが音楽となって響く、TikTok世代のアンビエント・コアとも呼べる実験的かつ中毒性の高い一曲です。
Negi0723は、感情の揺らぎと都市の空気感を繊細にすくい取るミュージシャン。 エレクトロニックとポップ、オルタナティブの要素を横断しながら、 きらめきとノスタルジー、衝動と内省が共存するサウンドを描き出す。 印象的なメロディと映像的なリリックが特徴で、 一瞬の感情や夜の断片を切り取るような楽曲世界は、 リスナーそれぞれの記憶や物語と静かに共鳴していく。 ジャンルに縛られず、感覚を信じて音を紡ぐ。 Negi0723の音楽は、日常と非日常の境界線をやさしく溶かしていく。