歌詞

夏が今こぼれ落ちるほどに

僕はバカを言っていたのです

世界はまるでそれを望んでいないようで

それでもエレキギターは鳴るのです

人の退屈と平穏が僕を責め立てて

「いない」みたいな生活もとうに慣れてしまって

言葉だけずっと言葉だけを抱きしめて

ただ自分を惨めに仕立て上げるの

駅前　背伸びのハイボール

柔らかな意思を叩きつけて

酔って近所の賽銭箱に

5000円ぶん投げた後の

願い

僕が居たでっち上げた暗闇を

音楽はいとも簡単に壊せるのです

環七を超えて高円寺のスタジオへ

今から世界を変えに行くんだ

横目で字幕の映画を

クサイ言葉に心底嘲笑った

輝く下品な象徴は時に

優しさが残酷に

残る

どうかその憂鬱を無駄にしないで

美しいモノを生み出しておくれ

そしていつかそれを僕に教えておくれ

今を忘れて笑っちまう前に

桜散る頃の雨が嫌いだ楽しみを奪ってしまうじゃないか

奈落の底のぞき音圧で吹っ飛ばしておくれ

大切な友殺された音楽コンバース今も染み付いて離れない

忘れたらないよバイバイバイバイバイバイ

緑の庭の102で1日6本の映画を観て

酒飲んでへべれけもう終わった

あの時の俺は死ぬかと思った

スタジオ　声　高円寺まで笑った街を探したままで

殺したれ　怒れ　地団駄超え光れ　光れ