お利口さん教のジャケット写真

歌詞

お利口さん教

雨宮さらさ

口から出まかせたの事情 去りゆくならば忘れてね

あなたどうせ覚えてもいないし わたしだって上の空

見れば見るほど作り話 例えばその日は雨でしたのに

それともわざと試しているの そうして自分は穢れもしないの

痛いですか そうでしょう 痛いから酔ってんだね

そんな顔するんだね

利口でした 都合もよく さぞや浸れたことでしょう

理想を以て強く貶して その表に何がありましたか

利口でした 積み重ねて 目を逸らす処世なぞを学んだ

理性はもっと釣り合わないわ それでもやっぱり離さないのね

采配は任せたの そうであるならばこの膿は何?

そりゃあ治療と暗喩繰り返しておりまして まあ、そっか

見よう見まねで悲恋話 「堕ちるつもりはないわ」と願かけ

湿った玄関のコンクリ あの日で何だか止まっている

無力ですね IQ78 でもナメないで

人の底だけ見てきた

リスクがあるタスクだから さも不幸そうに疼くね

苦情はいっそ唾で濁して わたしだって存外酔っているのですが

都合がよく 使い勝手だけに甘んじてる

ねえ気づいてる ずっとそれでいて 卑怯だから醒めない

口から出まかせたの至上 去りゆくならば忘れてね

その代わりあなたの両手が 今に真っ赤に染まること忘れないでね

采配は任せたの そのわりには従順ですの

黒く染めた髪はこれみよがしの懇意

さも不幸そうに疼くね その終りに何がありましたか

利口でした けれど実は 逃避行など夢見てました

理性じゃきっと間に合わないわ こんなにも抜け出せないの

利口でした 昨日まではほんとにいい子そのものだったのです

  • 作詞

    雨宮さらさ

  • 作曲

    雨宮さらさ

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    お利口さん教

    雨宮さらさ

利口だった頃のわたしはあなたとふたり陶酔してた

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