Lyric

茜に染まる剣に映る空

少しずつ色を深めて

藍色に変わるまでの一時に

名も無き星が輝く

未来の風を迎える様に

地の風は凪ぐ 静かな夕刻

旅立ちに手を離して再会を誓った

この故郷に帰る時は終わりと始まり

茜に染まる剣に映る空

少しずつ色を深めて

藍色に変わるまでの一時に

名も無き星が輝いた

私の夢に星が導く

人々の手に星が舞い落ちる

燃ゆる太陽に代わる月が

昨日と違った

地上へと射した先で祈りを叶えて

幼き日々に星座を数えては

二人で光を結んだ

あの頃の様な星屑の空が

気づけばほら広がっている

銀を身に纏い咲く

戦場の花は迷いの無い瞳で

証を胸に 翼を広げた

聖剣はその手を離れて消えた

茜に染まる瞳に映る空

少しずつ色を深めて

藍色に変わるまでの一時に

名も無き星が輝いた

幼き日々に星座を数えては

二人で光を結んだ

あの頃の様な星屑の空が

気づけば夜に広がった