Lyric

離れていても きっと君は平気さ

夜を抜けたなら また歩ける

汚れた靴でも

涙は乾く 記憶はそこにあるまま

覚えたての笑顔も 見れない

僕を許して

交わした約束なら 戻れない日々の中

口付けた秘密には 探していた碧色

さよならの後に 響いた 汽笛が

零した言葉を抱いて 走り出した

新しい街に 馴染みだす頃に

届く手紙に 綴った

温かなメモリー

足を引きずっていても

痛みとか 優しさを

抱きしめられぬ 命に

光射すように 祈っていた

抱えた花束 枯れてしまったとしても

朽ちない 色鮮やかな 瞳の中

限りない 未来に 歩みだす時に

強く その手を引くから

温かな願い

独りでは 分からない

胸が痛む意味

変わり行く時 重ねる歳

そして人は愛を知る

さよなら 貴方へ 探していたものは

ささやかな 風がきっと 教えてくれた

笑顔も涙も 貴方がくれたもの

日が落ちる とすぐ側で 消えてしまいそうで

握りしめた手のひら

それこそが 愛 なのね