Lyric

鳥たちの声は 目覚まし時計

不機嫌な朝顔 そよぐベランダ

流れ星を数えた 途切れないでと

半袖がなびいて 息を吸い込んだ

電車の椅子にもたれたら わけもなく涙溢れた

いまにも叫びだしそうな

生活は迷路のようだ

ずっと出口を探している

ずっと出口を探している

散らばるぬけがら いくら捨てても

片付かないこの部屋 何気ない日々

笑えなかった 怖かったんだ

幸せは結局 絵空事だから

電話の向こうで眠る 寝息に向かって云った

全てが手遅れと笑うように

目を逸らした魚の泡

いつか失くしてしまったなら

いつか見つけられるってことかな

始発帰りのコンビニ 同じ番号の煙草

あてもなく歩いた歩道橋

伝えたい事なんてない 欲しいものなど見当たらない

話がしたかったわけじゃない

電車の椅子にもたれたら わけもなく涙溢れた

今にも叫び出しそうな 生活は迷路のようだ

ずっと出口を探している

ずっと出口を探している