Lyric

街を歩く少女の

髪は黒く靡いて

なんて綺麗な肌だろう

白いブラウス纏って

黒いリボンを結んで

揺れるミニスカートから

伸びる足

細く長く

人は吸い込まれていく

舞ってイって吐いた欲は君の身体へ

何回何人だって君の身体の中へ

凛と咲いた嫋やかな花弁についた

何千の指の触れた見えない傷跡が

ああ dirty dirty なんでそんな顔をしてるの

愛はないよなんでそんな嬉しそうなの

Dirty dirty なんて言って蔑んだ僕に

凛と咲いた瞳で君がいう

ねぇ

『誰かがずっと愛し続けて』

『そう この限り無い愛を受け止めて』

『もう 私を一人にしないで』

『ずっと繋がっていてね』

僕がいるから

君を愛する

ずっと僕が見てるから

それは愛しい

それは素敵な

時間が流れて消えた

『信じてよ』

『信じてるよ』

愛はどこにあるのかな

舞ってイって吐いた欲を君の身体へ

何十回だって君の心と身体へ

凛と咲いたやわらかな花弁は今日も

足りないわからないと涙に溺れてた

待って待って待って

この子に触らないで

花弁は次々と毟り取られて

みんなみんな言いはじめた

「愛しているよ」

君はとても幸せそうだ

みんなみんな果てが来ては消えていく

愛と呼んだものはすべて消えていく

Dirty dirty そんなものだけが残って

もう感情は消えていた

さぁ今日も

可憐で最高な花咲いて

あっと言う間に散々に枯れていたの

もうこの愛情もぼやけていて

笑えるよ

みんなで愛を与えましょう

そう

あなたは蒙昧Dirty dollと呼ばれ

もう何も見えないみたいだ

終わりだ