Lyric

「花束に火を点けて逃げ出そうか」

何でもない顔して君が言う

時計の針は君に似てる

どこか儚く 切ない

金平糖 星に明かり 灯す

お菓子のお家 見当たらない

掴んだ幸せの切符

失くしたのは 宝箱

恋に恋したのは

紛れもない"私"でした

「逃げ出そう今夜 すべてを捨てて」

手にしたのは鍵？それとも鎖？

逃げ出した私に 残るのは何？

純真無垢な花束が憎い

銀河の海を渡っている様な

そんな日々が好きだった

飴と鞭を使い分ける様な

そんな君が嫌いだった

掴んだ幸せの切符

失くしたのは 宝箱

夢に夢 描いたのは

紛れもない"私"でした

逃げ出したい今夜 すべて捨てるから

口に入れた カプチーノが甘い

「今も昔も１番に君が好き」

聞こえないふりをして席を立つ

零れていく花びら 燃ゆる記憶 一片

焦がれていく徒花 泡影のブーケ

心に嘘は吐けない 哀しくても笑える

君の言葉一つで 一輪の華になる

「花束に火を点けて逃げ出そうか」

何でもない顔して君が言う

「逃げ出そう今夜 すべてを捨てて」

手に入れたのは愛？それとも自由？

純情可憐には もう戻れないけど

君のことを好きになってもいいかな？