Lyric

二人一緒の夜更けの歌は

花が枯れるように浮ついて

まだ言えなくて

ほとぼり冷めるまで

期待に、不安に、忙しい。

疲れ果てた横顔で僕ら

夢を見ていたはずなのに

目の前の君が

手を振って、咲いて、歪んで

揺れているのはなぜ

くだらないよ惑わせて

手を取るように踊り出す

秋摘みの方が好きでしょう？あなた

飽きずに体交わらせて

くだらないよ言い聞かせ

根を張るように思い出す

酔えない方がいいんでしょう？あなた

懲りずに涙我慢して

二人一緒の夜明けの歌は

息が枯れるように軽やかで

まだ癒えなくて

ほとぼり冷めるまで

期待に。不安に。忙しい、

街並み澄んだ青に戻してよ。

二人並んだ今日は。あぁ、もう。

散々な雨だな

滴る点と点の間

はっと息を呑んだ

君が最後まで変に待つ間

くだらないよ惑わせて

手を取るように踊り出す

秋摘みの方が好きでしょう？あなた

飽きずに体交わらせて

出涸らしの日々が終わってしまっても

淀む未来に口付けて

うやむやな恋も

不確かな明日も

懲りずに全部飲み干すの