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Lyric

Merrow

November

ほったらかしの靴下と

歌い疲れて泣いた青い日々

描く六畳一間二人きり

覚えたての「メロウ」

電車の見えるベランダで

乾ききった君の小さい花

風鈴を響かせたぬるい風

明日は雨かい?

電車が遠く光ってる

それを反射させる小さい花

じっとりと汗ばむ熱帯夜に

君が呼んでいる

「すぐに行くよ」

夜風の温度に溶けて落ちる

安いソーダ味のアイス

君を思い出して

君が消えてメロウな音が止まって

一人で泣いた広い部屋

ベランダで露草が咲いてる

月へ行く電車はどこにもないし

君と起きる朝も来ない

何もかも君の言う通りだ

雨音が響くコインランドリー

さっきファミマで買った安いチョコ

君が傾けてく缶チューハイ

明日も雨かい?

僕もずっと続くと思ってた

「踊る日々に」

濡れたビニールと

淡い色のビーチサンダルを召して

どこまで行けたかな

写真に残らない些細な想いや

君を思い出しちゃうような

ヒントになるラベルを剥がしてく

キラキラに輝いた日々が終わって

時計仕掛けのオレンジが

残された雨傘を待ってる

気が抜けてぬるくなる

でも、それもいいね

なんで気づかない?

疲れ切った二人の風鈴は

また揺れ動く

花が散る

柔らかく単純な君の魔法や

やりかけだったパズルとか

探してたって仕方がないのに

過去に行く電車はどこにもないし

君と起きる朝も来ない

何もかも君の言う通り

露草に響き渡ったメロウ

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    November

  • Composer

    November

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