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歌詞

ガラスばりの愛

大槻 剛巳

ガラスばりの 愛にも

狂うほどに 酔っていたの

悲しみには 背を向け

細い指を 絡めた

二人だけの 白い扉

目覚まし時計と 二人の日記を

机の上 残したまま 鍵をおろした

胸に充ちる 涙を

あなた宛に 送ろう

ガラスばりの 愛のしるし

見つめ合えば それだけ

いたわり合う 二人は

口を閉ざし 背中合わせ

喉元まで 出ている

一言さえ 云えない

“愛している あなただけを”

小さな傷跡 いつまでも数え

重く鍵を かけた時が よみがえるだけ

すれ違った 気持ちで

寄せ合えない 肌さえ

ガラスばりの 愛のしるし

記憶を閉ざした 乾いた足音

遠ざかって 聞こえなくて 愛が消えてく

残されてく さよなら

交わらない 未来も

ガラスばりの 愛のしるし

  • 作詞

    大槻 剛巳

  • 作曲

    大槻 剛巳

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哀しみに浸る時間さえも惜しむように、既に思春期をすぎたわたしたちの愛は別離と背中合わせ。フュージョン・サウンドを背景に、都会ですれ違っていく男と女を描きます。

アーティスト情報

  • 大槻 剛巳

    大槻 剛巳(おおつき たけみ)は、日本の医師、作詞家、作曲家、編曲家、キーボーディスト、俳優。京都府出身。新庄村国民健康保険診療所所長。川崎医科大学名誉教授。NPO映像作家支援機構理事。京都府福知山市生まれ。15歳の春から倉敷市在住。1972/1975年、NHK「あなたのメロディー出演。1974年、ヤマハポピュラーソングコンテスト全国大会出場。ボーカリストは庄野真代。1981年川崎医科大学卒業。その後、約16年間、血液内科医として診療・研究に従事。留学から帰国後、一般内科医としての診療と並行して、衛生学分野において環境保健と予防医学について実験的にアプローチする。一方、中学生の頃からオリジナル楽曲の制作にあたり、2014年以降、各種サブスクサービスを通じて楽曲がリリースされている。「凝視(みつ)めれば愛」は、自身が会長を務めた2014年日本衛生学会学術総会のサブテーマ。オリジナル楽曲(日本語ポップスです。)を基本は作詞・作曲・編曲・演奏・歌唱でデジタルでリリース。「大槻剛巳」検索してお聴き下さい。

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