Lady, I still love youのジャケット写真

歌詞

通り過ぎる女

大槻 剛巳

裸の 後ろ姿が

どこか 疲れているような あなた

五階の 西日の 窓に

少し 震える シルエット

冷たすぎる 都会を

見つめて 涙ぐむ

二人も 明日になれば

他人同士に なれるわと

化粧も なおさないまま

サヨナラなんて 云う女(ひと)

あなたは 大人の声で

ボクを 通り過ぎようと している

ルージュをひいて きれいになって

どこかで 食事にしよう

右手で 髪をかきあげ

そっと 瞳を潤ませた あなた

左の タバコの灰が

白い シーツに 落ちていく

見知らぬ街 飛び立ち

この愛 捨て去ると

あなたは 年上だから

時を繕う 術がある

唇 寄せ合う時は

サヨナラ 忘れられても

あなたは 大人の顔で

ボクを 通り過ぎようと している

シルクのドレス 着飾ったなら

今夜は 飲みに行こうか

体を 合わせてみても

サヨナラ 隠し切れない

あなたは 大人の肌で

ボクを 通り過ぎようと している

も一度ここに 戻ってくれば

二人で 愛し合えるさ

  • 作詞

    大槻 剛巳

  • 作曲

    大槻 剛巳

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哀しみに浸る時間さえも惜しむように、既に思春期をすぎたわたしたちの愛は別離と背中合わせ。フュージョン・サウンドを背景に、都会ですれ違っていく男と女を描きます。

アーティスト情報

  • 大槻 剛巳

    大槻 剛巳(おおつき たけみ)は、日本の医師、作詞家、作曲家、編曲家、キーボーディスト、俳優。京都府出身。新庄村国民健康保険診療所所長。川崎医科大学名誉教授。NPO映像作家支援機構理事。京都府福知山市生まれ。15歳の春から倉敷市在住。1972/1975年、NHK「あなたのメロディー出演。1974年、ヤマハポピュラーソングコンテスト全国大会出場。ボーカリストは庄野真代。1981年川崎医科大学卒業。その後、約16年間、血液内科医として診療・研究に従事。留学から帰国後、一般内科医としての診療と並行して、衛生学分野において環境保健と予防医学について実験的にアプローチする。一方、中学生の頃からオリジナル楽曲の制作にあたり、2014年以降、各種サブスクサービスを通じて楽曲がリリースされている。「凝視(みつ)めれば愛」は、自身が会長を務めた2014年日本衛生学会学術総会のサブテーマ。オリジナル楽曲(日本語ポップスです。)を基本は作詞・作曲・編曲・演奏・歌唱でデジタルでリリース。「大槻剛巳」検索してお聴き下さい。

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