大樹になるのジャケット写真

歌詞

大樹になる

SomAtic

眩しすぎる光に

目を背けていた

あの頃の僕は

ただ影を探していた

身を挺して日差しを

遮ってくれたのは

言葉もなく佇む

大きな幹だった

正しすぎる太陽の下で

息が詰まる夜もある

逃げ込む場所があることを

誰も責めやしないから

高くそびえるためじゃない

誇るための枝じゃない

ただ君の頭上を

そっと覆うために

前を向けと笑う

無遠慮な光から

背中を隠したっていい

弱さなんかじゃない

痛みの場所を知る

僕だからわかるんだ

休むための陰が

どれほど救いになるか

眩しさに目が眩むなら

その光を僕が受ける

静かな影をつくるから

ここで羽を休めて

今度は僕の番だ

あの日の大きな木のように

身をもって君を

庇ってみせるよ

見上げる必要なんてない

立ち上がるのも

今じゃなくていい

ただ風の音だけを

聴いていればいい

大きな影の下で

君が息をつけるなら

僕はここに立つ

ずっと ここに立つ

  • 作詞者

    SomAtic

  • 作曲者

    SomAtic

  • プロデューサー

    SomAtic

  • ソングライター

    SomAtic

  • リミックス元のアーティスト

    SomAtic

大樹になるのジャケット写真

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    大樹になる

    SomAtic

正しすぎる光や「前を向け」という無遠慮な言葉に息が詰まるとき、本当に必要なのは静かに佇む陰かもしれない。かつて誰かの存在に救われた経験を持つ者が、今度は自らが静かな「大樹」となり、傷ついた誰かを温かく包み込む――。静謐でありながら深い包容力を秘めた、現代を生きるすべての人へ贈る慈愛のシェルター・ソング。

アーティスト情報

  • SomAtic

    ギリシャ語で「身体」を意味するその名は、表現者としての彼の原点である。日々、臨床の現場で数多の「身体(いのち)」と真摯に向き合う医師、SomAtic。 生と死、葛藤と再生。極限の人間模様を見つめ続ける中で、彼自身の身体の奥底から静かに、しかし力強く溢れ出た「言葉」が、一つの作品として形を成す。緻密に編み上げられた、生命の鼓動と共鳴する洗練されたサウンド。そこにあるのは、単なる感情の吐露ではない。医学的な視点と芸術的な感性が交差する場所で紡がれた、生命への深い洞察と慈しみである。医師として、そして一人の表現者として。 SomAticは、聴く者の心に寄り添い、日常の淵に微かな、しかし消えない光を灯し続ける。

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