Lyric

奥ゆかしい緑　時空を越えて

木とあたしが重り　根を這わせていく

泥まみれリス達　ゆるく弧を描き

そっと煙たいブーケ宙に舞って放つ

Fog

誰も知らない毒　底に沈み

水面を揺らすのは意思のない風

忘れない数多の醜い過ち

きたなくもないけれど苦い

委ねられないね

強くなるあたしの所為にして

1000年後の自分がにらんでる

甘えないこころで

切り拓く運命を祈っていて

誘惑の香り霧の奥へと

Fog

時間というものを教えてほしい

人々の温もり世が湿っていく

くれぐれも気なんて許しはしない

癒着手前でそっと目を伏せる　もう

積み上げてきたレンガ崩す真似

ヤケになるなよ人類

委ねられないね

強くなるあたしの所為にして

2000年後は君と微笑んでる

自らの羽で

飛べるようになるまで待っていて

再び俯き風握り今の未来へさ

ぐらり　ゆがむ　染まる　灰色に

あしを　とめる　振り返る

全て曖昧滲んで濁る

溢れだしてしまう　綺麗で有害な雫

こんなグロテスクはバレてはいけない

寂しさなんて武器にならないよ隠して

空っぽも包んでさ

口を結び気高い鐘を鳴らす