Lyric

コックローチランニング　コックローチランニング

走る走るコックローチ　走る走るコックローチ

俺は臆病なちっぽけな虫けらさ

日の当たらない狭い場所でひっそり生きてるのさ

牙もなけりゃ毒針もない　弱い存在さ

最初から戦う気なんてさらさら無いのさ

ある日　突然灯りがついて恐ろしい人間がやってきたのさ

ちっぽけな俺見て恐ろしい悲鳴を上げるから

俺はパニックになって走り出すのさ

走る走るコックローチ　そいつが新聞紙を丸める前に

走る走るコックローチ　そいつが毒ガススプレーを探してる間に

走る走るコックローチ　狭い隙間に滑り込め

走る走るコックローチ　穏やかな暗闇に滑り込め

俺はその時にこう思ったのさ

あいつらは客観性に欠けた感情的な生き物なんだと

逃げるよりも向かって行って驚かしてやれば

あいつらの方から悲鳴をあげて逃げていくはずだと

伊達に大昔から生きてきた訳じゃないぜ

俺が怖けりゃ逃げればいいさ

漆黒のカウンタックの様な流線形のボディーで

唸りを上げて走ってやるのさ

走る走るコックローチ　そいつが新聞紙を丸める前に

走る走るコックローチ　そいつが毒ガススプレーを探してる間に

走る走るコックローチ　狭い隙間に滑り込め

走る走るコックローチ　穏やかな暗闇に滑り込め

調子に乗った俺は人間の

思わぬ反撃に遭うのさ

履いていたスリッパを振り下ろしてきて

俺は痛みもなく天に飛び立ったのさ

走る走るコックローチ

コックローチランニング