歌詞

いつもと同じ朝

ママの御遣いは済ませたわ

部屋に似合う花束探し

森の奥へ行く午後

空気が違う

すぐに気付いた

私を囲む人々の群れ

「奴が魔女だ！」

悲鳴あげ 空が涙する 赤い鮮血

まるで魔女を思わせる

冷たい眼の狩人

誰もが怯えている

いつしか出来 従うルール

父か それとも友

私の名を挙げたのだろう

「あの場所はイヤ、、、

私は違う！」

従わぬのならば今ここで裁くだけだ

掌を零れた花束は踏まれ消えた

まるで私の最期を 予言する様に散る

私を庇う声はどこからも出ない

我が命を護る為に 他人の死に背く

手首にかかる鎖が滲む

血と混じり合い 自由を奪う

男は荒い言葉で叫ぶ

「オマエの嘘を聞く気など無い

オマエが魔女だからさ！」

悲鳴あげ 空が涙する 赤い鮮血

まるで魔女を思わせる

冷たい眼の狩人

少女はまだあどけない瞳を

震わせて願う

この今が 悪い夢なら覚めてほしいと