

窓の外で 雨がやんで
残る雫が 光をほどいていく
あの日君が 笑った声が
胸の奥 ふいに ほどけて滲む
当たり前が 消えた部屋で
まだ探してる 名前のぬくもり
泣きたい夜ほど 君を探してしまう
もういない世界でも まだ息をしてる
指先に触れた 最後の言葉さえ
痛みよりやさしく 僕を包んでる
季節だけが やけに早く
心だけが 置いてかれるようで
君の好きな 香水の匂い
風の中 そっと 蘇る午後
思い出だけ 増えていくのに
今でも僕は 変われずにいる
泣きたい夜ほど 君を探してしまう
写真の中の笑顔が やけに眩しくて
願うほど遠く 手を伸ばした空
届かないその先に 君がいる気がした
もう一度 会えるなら
何も言わず 抱きしめたい
痛みも涙も 愛のかたちなら
消えなくていい ここにあればいい
泣きたい夜ほど 君を探してしまう
夢の中でさえ まだ離れられない
さよならの意味を ようやく知った今
僕は今日も 君を想っている
- Lyricist
Sylva
- Composer
Sylva
- Producer
Sylva
- Graphic Design
Sylva
- Programming
Sylva

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Lingering Fragrance
Sylva
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Sylva
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