

海が見たくなって
気ままに揺れる
下り電車に乗り込んだら
窓の外見るふりで
探してた
夏に残った君の姿
人混みは苦手
暑いのも嫌
甘えた私をあしらって
連れ出した夕暮れのあのビーチ
悔しいほどに焼き付いてる
波の音が心地良いと
思えていた理由は
惜し気もない
君の優しさ
分かってたけど
海が尽きない世界
疑わずいたんだ
波はまた返ってくると
だけど砂に描いた
誓いは攫われて
気付いたらひとり
記憶の中
週末の花火
誘う理由を探すだけで
夜が明けて
遡るメッセージの「さようなら」
終止符を覆す言葉を探す
返事が来ないことは
分かっていた
海が尽きようとも
消えない思い出に
きっと君も帰ってくると
思い込む私の恋散る様のように
打ち上がる花火
夏に消えた
何度願っても
戻らない夏夜
響く波の音
- 作詞者
lazuli.
- 作曲者
lazuli.
- グラフィックデザイン
天麗
- ボーカル
あすか

lazuli. の“海尽夜 (feat. あすか)”を
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海尽夜 (feat. あすか)
lazuli.
楽曲タイトル:海尽夜(うみつきよ) / lazuli. feat. あすか
もう会えなくなった人を、ふと思い出してしまう夜。
波音にまぎれて届かない想いが、胸の奥で静かに揺れる――。
2年ぶりのリリースとなる本作「海尽夜」は、
lazuli.が描く"夏の終わりの失恋"をテーマにした1曲。
ボーカルには、透明感と哀愁をあわせ持つ「あすか」を迎え、
静かに燃える感情を、優しく、切なく歌い上げます。
夜の海辺でひとり、過ぎ去った夏を想うように。
この曲が、誰かの「さよなら」と寄り添えますように。
アーティスト情報
lazuli.
「君の恋に寄り添える音楽」をコンセプトに、色々な恋をテーマとした楽曲中心に投稿。 2019年よりVOCALOIDを中心とした楽曲投稿で活動をはじめ、2020年よりボーカルとfeaturingした楽曲の投稿、2021年より楽曲制作のみでなく本格的に作詞も開始したソングライター。 また、楽曲提供では幅広いジャンルの作編曲を手掛ける。ジャンルにとらわれない楽曲制作も可能な作編曲家としての一面もある。
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あすか