Lyric

ト書き通りの始まりは偶然に

夢にまで見た

今日が思い出に姿を変えている

セリフ通りの音が春を呼寄せ

一つ一つ間違えて

出逢ってしまったんだ僕ら

そう風だって夢だって見せるよ

手を叩いて

今は日々を忘れてもいい

幕開けをご覧よ

もう白だって黒だって染まるよ

連れてゆこうか

誰にでも何処にでもない

続きを君宛に

パース通りの街並みを横目に

枠の外にも

果てないもしもが広がるんだ僕ら

いつか声をなくしても

さよならが伝わらなくなっても

鮮やかに頁の中切り取れば

さあ泣いたって飛んだって刻むよ

連れて行ってよ

波乱の季節を泳いで仕舞までご覧よ

ねえ星だって恋だって見えたよ

手の中から

おいで此処に一度きりの

幕開けをご覧よ

そう君だって僕だって信じられる

この瞬間を

誰にでも何処にでもない

続きを君宛に描くための