

台所 ほんのり甘い匂い
今夜は母さんの 栗ご飯
指の絆創膏 見ないふり
固い鬼皮 剥いてくれた証
「たくさんお食べ」が 口癖で
自分の栗 僕のお茶碗へ
あの頃の僕は 当たり前に
黄色い宝石 頬張ってた
栗ご飯の湯気の 向こうの笑顔
ありがとうも言わず 大人になった
電話しちゃった 「元気?」の後に
「栗ご飯の作り方 教えてよ」
両手いっぱいの栗を手土産に
久しぶりの帰省 高なる胸
仏壇に手を合わせ 供える栗
供えたそばから 下げた栗
母さんに教わりながら剥いた栗
生まれて初めて ひん剥いた栗
その手 その包丁 おぼつかずに
気がついたら指先 血が出てた
栗ご飯の湯気の 向こうの笑顔
ありがとうも言わず 大人になった
電話しちゃった 「元気?」の後に
「栗ご飯の作り方 教えてよ」
手間が掛かるな
暇が掛かるな
大変だな
栗ごはん
栗ご飯の湯気の 向こうの笑顔
ありがとうも言わず 大人になった
電話しちゃった 「元気?」の後に
「栗ご飯の作り方 教えてよ」
湯気の向こうに 母さんの笑顔
湯気のこちらに巻かれた絆創膏
- 作詞者
Ryoji Motoishi
- 作曲者
Ryoji Motoishi
- プロデューサー
Ryoji Motoishi
- ボーカル
Ryoji Motoishi

Ryoji Motoishi の“秋の栗ごはん”を
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- 1
金木犀の小道
Ryoji Motoishi
- 2
紅葉のしおり
Ryoji Motoishi
- 3
十五夜の縁側
Ryoji Motoishi
- 4
秋祭りと君の下駄
Ryoji Motoishi
- 5
銀杏並木
Ryoji Motoishi
- 6
焼き芋あちちの恋
Ryoji Motoishi
- 7
あの秋の文化祭
Ryoji Motoishi
- 8
穂波
Ryoji Motoishi
- 9
Crimson Red Kyoto
Ryoji Motoishi
- 10
ある秋に貸したカーディガン
Ryoji Motoishi
- ⚫︎
秋の栗ごはん
Ryoji Motoishi
- 12
秋雨のプラットホーム
Ryoji Motoishi
- 13
秋が去る前に気づいた恋
Ryoji Motoishi
アルバム「秋」は、シンガーソングライター・Ryoji Motoishiが描く全13曲の秋物語です。金木犀の香りに気づく恋の始まり、十五夜の縁側で過ごす家族のひととき、秋祭りの賑わい、文化祭の青春、母の栗ご飯に込めた感謝、故郷の稲穂に重ねる祖父の教え、そして紅葉の京都を彩る恋——。移ろう季節の中で出会う、様々な人生の一場面を丁寧にすくい取りました。アルバム「夏」に続く四季シリーズ第2弾。切なさと温かさが同居する、実りの秋のひとときをお届けします。
アーティスト情報
Ryoji Motoishi
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