歌詞

いつも見上げて ため息ついた

嗚呼 この手で触れてみたいと

だが人のもの 採ることは罪

もちろん私も知っていた

今思えばあなたも逃げ出したいと

機会を待っていたのだろうか

キになってた 青く小さく

未熟なあなたは青い梅

この出来事は空のお陰

雨風強くあなたを叩く

誰の何のせいでもない

誰も何も決して悪くはない

選んだ時点で結果は出てた

始まりは終わり アミダクジ

齧った時点で全て終わった

始まりはめまい アミグダリン

思わずこの手を差し出したのは

そう 手を出したのは この私

木から落ちて 泥にまみれた

哀れなあなたは青い梅

「憂え顔をさせているのは

そう 他でもないこの私

たまらないよ その表情

教えて 今 どんな気分？」

あなたはとても甘かった

私もひどく甘かった

あなたの忠告 無視した罰の

回る毒すら愛おしい

嗚呼 今とても 胸が苦しい

体の中からあなたの虜…あなたの

余韻が消えるまで

正気に戻るまで 雲隠れ

毒が切れたら またいつか

あなたを喰らいに 雨の中

いつも見下ろし ため息ついた

嗚呼 このミを触れられたいと

だが人のもの 盗ることは罪

もちろん私も知っていた