歌詞

暗い部屋に訪れる焦燥

手放せない夢の残香

秤に掛けるのも怖くなって

掠れた絵を描くの

風に揺れる椅子の上で

なぜ涙を流し笑っているの？

声にならない言葉 呑み慣れて

静かに乾いた拍手 送れば

何にもなれない僕を

少しは誤魔化せるような気がした

夜が来れば現れる傷創

目を逸らせない夢の残光

自分さえも知らない何かを守って

淀んだ音色が息を潜めて泣くの

風が止んだ椅子の上で

まだ誰かを待ち続けているの？

声にならない言葉 呑み慣れて

静かに眺める日々 送れば

何にもなれない僕を

容易く誤魔化せてしまうから

声にならない言葉 呑み慣れて

静かに乾いた拍手 送れば

何にもなれない僕を

今日もまた誤魔化せてしまう日々も

今、捨てたくてさ

声にならない言葉も叫べよ

静かに眺める日々 捨てれば

何にもなれない僕も

いつかは乾いた拍手 浴びて