歌詞

銀座通りって勝手に呼んでいた

街灯一つもない田んぼ道

三月の風が私たちを包み込んで

空が優しかったんだ

素直な人は素敵だけど

素直じゃない貴方が愛しい

一緒に過ごした時間は

フィルムに象られたまま

ひとりでに咲いたクロッカスを

愛おしそうに眺める後ろ姿

紫黄色白どれも綺麗で

貴方がいたから

気づいたこと

「早く帰りな」なんて強がる

貴方も泣きたい夜があった？

離れている時間の方が長くて

知らないことばかりだけど

六畳の茶の間

焦茶色の戸棚に飾られた写真たち

そこに宿る

優しさを感じている

ひとりでに咲いたクロッカスを

愛おしそうに眺める後ろ姿

何気ないものに心を馳せる

忘れちゃいけないな

視界がぼやけていく

ひとりでに咲いたクロッカスを

愛おしそうに眺める後ろ姿

紫黄色白どれも綺麗で

貴方がいたから

気づいたこと

ありがとう

また会いに行くね