夏風邪のジャケット写真

歌詞

夏風邪

水野ねじ

寝る前の薬はもう飲んだ?

同じベッドで熱を持つ体

夏風邪ぽっちでさよなら言わんでよ

こんなんじゃ死なないよ

うつしたっていいからね

ぬるい日々 アツいちゅーで

唾液に混じる愛が体にいきわたって

辛いやつ食べて 毛布も出しちゃった

二人あったまっていけない汗をかいてゆく

寝そべる君の体横に流れる胸を

汗と腕枕 張り付いてうねる髪を

今は心が不安定なので

何もできなくてこんなんでごめん

そんなん大丈夫だよ

って大体いつもそうじゃん

長い日々 足を止めてみて

3年前はここで死ぬほど泣いていたね

愛してんだ バイト頑張るから

だから死んじゃダメって強く約束をする

首の汗の雫が静かに膨らむのを

淡い月の下 煌めき落ちるのを見ている

いつか子どもが生まれたらここで

手を繋いで並んで立ってみよう

バカ言わないでよ

でもちょっと夢見てみる

寝そべる君の体横に流れる胸を

汗と腕枕 張り付いてうねる髪を

いつか消えたくなってもここへ帰ってきて

ゆっくり生きていこう

だから大丈夫だよ

また夜は更けてゆく

成ってゆく 歩いてゆく

止まってゆく 振り向いてゆく(新しくなってゆく)

走ってゆく 転んでゆくんだ(涙で)

生活がからまったとして(生活がからまったとして)

ほどいてゆく 散ってゆく

拾ってゆく 数えてゆく(体が覚えている)

生きてゆく つぼんでゆくんだわ(愛はつぼんでゆくんだわ)

ぬるい日々 アツいちゅーで

二人 一緒にいよって

また風邪うつしてゆく

  • 作詞

    水野ねじ

  • 作曲

    水野ねじ

  • プロデューサー

    中川昌利

夏風邪のジャケット写真

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    夏風邪

    水野ねじ

シンガーソングライター水野ねじが2023年7月21日に配信シングル「夏風邪」をリリースする。

ジャケットにはsaucy dogやハンブレッダーズも担当した新進気鋭のイラストレーターみずすを起用。

コーラスにナツコ(メシアと人人)、アレンジャーに中川昌利を迎えて録音された本作は風邪をひいた男女の淡い生活を水野ねじの特徴であるメランコリックな歌詞に落とし込んだ、夏の意欲作。
テーマである夏風邪を通して人生の気怠さや愛、生きる希望までを見事に描いている。

アレンジは中川昌利らしい美しく刹那的なサウンドに、水野ねじ&BEIJING DUCKSのパワフルさが加わり、夏らしい爽やかかかつ痛快なバンドサウンドに仕上がっている。

8月には主演に伊藤雛乃を迎えたMusic Videoを公開予定。


Vocal&A.guitar 水野ねじ
E.guitar カミイショータ
Bass オクムラカナ((the)beds)
Drumms ぱや(MY RAGE MY DIVE)
Piano 中川昌利 
Chorus ナツコ(メシアと人人)
Rec,Mix&Mastering 松本英人

アーティスト情報

  • 水野ねじ

    水野ねじ シンガーソングライター 埼玉県加須市出身 単語一つ一つまで練られた短編小説のような歌詞をキャッチーなメロディに乗せ歌う弾き語り。 現代フォーク、J-ROCK、歌謡曲の垣根を超えた新しいポップスの“歌” 水野寝地名義で『会いたかった沼袋』『ライブ盤 ピンサロ』『喝采』を発表。 2018年 カミイショータ、中川昌利、山本拓磨らと「勉強」を開催。定期イベントとして継続中。 全国流通アルバム『songwriter』リリース。 東高円寺UFO CLUBにて、曽我部恵一、永原真夏+SUPER GOOD BANDを招きレコ発「singer」を開催。 2019年 豊田道倫との共同企画「夜の浜辺で、リズムギター」を開催。ゲスト見汐麻衣。 2020年 コロナ禍においてバイノーラル録音弾き語り音源「room music」をリリース。 2021年 配信シングル「かわいいね、ニコちゃん」をリリース。 バンド「水野ねじ&BEIJING DUCKS」としても活動中。

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