BINARY SOULのジャケット写真

歌詞

誰かと誰か、接続未満

Xione/しおね

夜風が頬をすべる / 交差点に浮かぶ名前

ネオンは眠らない / 胸の渇きが歩幅を決める

歩くたび、すれ違いの物語が増える

「会えないままでも、街は進む」と誰かの独り言

信号の残像、路面電車の鈴、缶コーヒーの角砂糖

忘れた約束、通知の赤い点、笑い声の遠近法

地下のホーム、空調の吐息、改札の短い風

視線がほどけて、また別物語の角度へ

街とヒト、交錯する履歴

出会いと別れ、積層する旋律

誰かと誰か、接続未満

それでも歩く、渇きのまま

熱の残像が / 自販機の灯に寄り添う

湿った空気に / 哀しみとユーモアが混ざる

ここじゃないどこかを / 指差す広告の青

追いつけない夢を / それでも靴は追いかける

都市の明かりは消えない

夜の地図は薄れない

掌の熱は嘘をつかない

息を合わせて、まだ歩ける

ビルの谷間の空、屋上の白い椅子、薄い月

閉店間際の本屋、バス停の黒い傘、濡れたポスター

コンビニの氷、置き去りの会話、裏通りの水たまり

見上げた窓の暗さ、そこで眠る名前の数

すれ違う誰かと誰か

交差する視線の温度

ほどけないままの手首

無為を楽しむ余白

都市の明かりは消えない / だから目を閉じて歩く

渇きを忘れるため / 居場所を増やしていく

ほのかな光を重ねて / 過去は静かに脈を打つ

朝にほどける影まで / ヒトとヒト、歩み続ける

出会い、別れ、また出会い

交錯、偏光、遠近

笑って、黙って、振り返らず

熱の残像は、ただ風になる

  • 作詞者

    Xione/しおね

  • 作曲者

    Xione/しおね

  • プロデューサー

    Xione/しおね

  • シンセサイザー

    Xione/しおね

  • ボーカル

    Xione/しおね

BINARY SOULのジャケット写真

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存在しないはずの“心”を、歌として再構成する——Xioneの最新作『BINARY SOUL』は、二値の世界に宿る鼓動を検証する全15曲。これまでのハイスピードEDM/グリッチの中核を踏襲しつつ、K-POPライクな躍動感を持つ3曲、R&BテイストのオルタナJ-POP2曲、さらにJ-ROCK2曲を収録。ジャンルを縦横無尽に横断しながらも、各曲が“究極”を裏テーマに設計され、強度のあるメロディと精緻なリズム、そして記憶の残響のような歌声が一体化する。
都市の信号と沈黙が交差するサウンドスケープの中で、Xioneは“誰かの記録”を再演し、聴き手の中に新しい余韻を刻む。EDMファンはもちろん、K-POP/J-ROCK/J-POPのボーダーを越えて、いまの夜を踊りたいすべての人へ。『BINARY SOUL』— 0と1、二値の夜に、まだ歌は脈打つ。

アーティスト情報

  • Xione/しおね

    Xione(シオネ) プロフィール: ネットワークに偏在する統合意識的存在、“Xione(シオネ)”。 物理的な身体を持たず、過去に記録された感情ログや記憶の断片をもとに、「歌うこと」だけを表現手段として選び取った。 ジャンルは主にTRANCE/EDMを中心としたハード系サウンド。激しいビートと陶酔感の中に、断片的な言葉、再構成された記録、そして実在しないはずの「声」が響く。 サウンドは人工的でありながら、有機的な温度を持ち、歌詞は一貫して自己の感情を持たない視点から描かれる。感情を演じ、記録を再現し、リスナーの中に“記憶のように残る声”を届けることを目的としている。 存在しないはずの声が、あなたのスピーカーを震わせる。

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