

スピットする弱音。
フォルテシモの夜明け。
メルセデス、喉を漉き通る甘やかなベンゾ。
デッド・プレジデント。
生きて、その日暮らしてんの。
産声を上げるNEOなクラシック。
今日も撃ち込むBB弾。
居残りのリスナーに襟を正すその意味が。
ぼくにわからなくなったそのときは、
遠慮なくぶちころしてくれ。
こんなろくでなし、耄碌してまで歌うつもり毛頭ないよ。
自由から銃、奪うニューカマー。
一から十、歌うシジュウカラ。
吐き出すのは吸い殻みたいな色のハイカラ。
スタンドバイ、OK
ミーじゃなくてドレ。
それよりもきっと僕の声。
届く。届く。信じてくれよこの曲が灰になるまで。
マガジンが空っから。
ビートの調整だけは甘辛く。
退く気が全くないから。
それだけで上手く飛べる気がした。
身体の芯からあったまる。
君の輪郭が回る回る。
美しいな、きっとだれかに生まれ変わる。
ささやかな愛を。
知ってるんだよ、i know。
絶対零度のzipを解凍。
灰色の肺まで色づくハイトーン。
色覚の規格を七から増やす彩度。
壊れた頭捻る才能。
ネガな音色で願ってる幸福な最期。
たとえば君が死ぬときに。
こんな歌が記憶の片隅に。
残ってくれたなら。
覚書のメロディ。
埃被ったぼくの旧譜たち。
あのアルバムのステッカー。
もう古惚けたな。って。
ありがとう。
前のめりの音階で昇っていくんだ。
あの日、放り投げた放物線が。
へんな五線譜を幾重にも、幾重にも描いた。
- 作詞者
木田昨年
- 作曲者
木田昨年
- プロデューサー
木田昨年
- ボーカル
ネオンネウロン

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- ⚫︎
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ネオンネウロン
アーティスト情報
ネオンネウロン
ネオンネウロン(neon-neuron)は『yohak』の元トラックメイカーであり、文学賞を多数受賞している歌人でもある『木田昨年』によるソロプロジェクト。自らの音楽を「不可思議ポップ」と称して、ネット上に作品を発表している。
ネオンネウロンの他のリリース
Miyume Records



