歌詞

悴む手握るつとめて 静かな隘路を

いつもより少し狭い歩幅で行く

騒つく心と車輪の音が混ざり

不安が膨らみ脳を空回す

知らない街の騒がしさを

処刑するイヤホンつけて

聴いた

青く心強い音が巡り始めてる

目を逸らした眺めは色を無くし

ただこの花浅葱に染まる

青く切なく強く刻まれるプルースト

目を閉ざした先には朧げに残る

オレンジ色

嗚呼 音に溶ける美しさ

今こそ このイヤホン取って聴く

淡く心細い音が騒いでた頃に

目を背けた景色は

色を変えているから

耳傾けられる

青く心強い風が聞こえ始めてる

目を逸らした眺めは

色を変えて見えてる

もう怖くないから

青く確かに強く刻まれた音色は

新天地[この場所]の音と混ざり合い

優しく響くから