Lyric

止め処なく流れてく

ザラつく砂みたいに

まるで逆さにした

砂時計みたいに

単に落ちてく様

眺めて安堵したい

生きることがこんなにも

辛いなんて知る由無い

産まれる前の胚の頃に

戻りたいな

落ちる砂を眺めても

変わり映えしない日常に

トドメを刺したの誰かの悲劇でした

時折こんなに命削って

右左わかんなくて

藁をも掴む思いで

縋（すが）りついた

期待も消し去って

何に感謝して

何を信じればいい？

ひとつも交じれない

こんな世の中に

なんの価値

感じればいいの？

争う事見苦しいですか？

差し出したこの手は善ですか？

救いたいだけの愚者

希望で傷抉る

愛の舞も何の価値も無い

不器用に生きていいですか？

不条理も笑っていいですか？

人それぞれの都合　立ち振る舞い

見て見ぬ振りして覚悟は無い

何も手につかなくなる

綺麗に咲かす事できなくて

抱えてばかり　罪の花

心の内の深い所　抱き寄せ

抉り出して

たしかに世界は病んじゃって

苦しみの主張がでしゃばって

割り切れない事で嘆いては

程々に縛り付ける善意

振り切ってしまえば楽だろな

失って気づいた甘美な杞憂

気怠げに絡まり合ってる事象

ただで振り撒きたい無償の愛

ディザる理の中で知った

ただ生きて死ぬ　即ち　人生

グロい　眩暈　甘い　願い

洗いざらい　犯して