人間のジャケット写真

歌詞

人間

Nu:ll

叫び声が巻く渦の中

人の目がこの身を突き刺す

独り言のような叫び声は

私にすら届かず消えた

生ぬるい水に浸った日々では

生きるには冷たすぎて死ぬには熱すぎた

微かに残った私も

流れ去って消えてくようで

体を風が貫く

空になってしまっているのか

どうせいつか死ぬからさ

不幸も知っとこうか

生きてたことすらも

忘れ去ってしまうのだろうか

涙が流れないのは

大人になったからじゃなくて

何にも感じとれない

本当にただそれだけなんだ

上り下りをまた繰り返し

宙を漂っている心は

脳に棲みついたあの5月の蝿が

全部飲み干してしまったみたいだ

微かに残った私も

流れさって消えてくようで

覚めない夢を見ている

風が吹いてまた春に溶けた

  • 作詞

    Nu:ll

  • 作曲

    Nu:ll

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